その投資信託は何に投資しているか 確認したい3つのこと
「NISAで積立をしている」「オルカンを持っている」。そこからもう少し詳しく、どんな投資先を選んでいるか説明できるでしょうか。
10月のBondsLife Monthlyの講座資料では、投資信託の中身を知ることがテーマになっています。いま持っているファンドを見直すときにも使える、3つの確認ポイントをご紹介します。
1 投資先を確認する
最初に見たいのは、どの国や地域、どんな資産に投資しているかです。
講座資料では、全世界の株式に投資する「オルカン」と、米国の大型株を対象とするS&P500に連動する投資の違いを取り上げています。名前がよく知られている商品でも、投資先が同じとは限りません。
保有している商品の正式名称を確認し、運用会社の月次レポートや交付目論見書を開いてみましょう。投資対象、主な組入銘柄、国や地域の割合を見ていくと、自分のお金の行き先を具体的に把握できます。
2 銘柄と割合を決めるルールを確認する
次に、投資先をどんな考え方で選んでいるかを見ます。
インデックス運用は、対象とする指数に連動する運用成果を目指します。資料で比較したS&P500連動型の場合は、指数の構成や比率に沿って運用することが基本です。指数の構成比に沿って運用するため、すべての会社に同額ずつ投資する仕組みではありません。S&P Dow Jones Indices
アクティブ運用では、運用方針に基づいて銘柄の選択や保有割合を判断します。同じ会社の株式を含んでいても、その割合が違えばファンドの特徴も変わります。
どちらかの分類だけで良し悪しを決めず、そのファンドの目的、運用方針、費用、リスクを確認することが大切です。過去の成績だけで将来の結果が決まるわけではありません。
3 選んだ理由を自分の目的につなげる
最後に確認したいのは、「何のために、このファンドを持っているか」です。
教育費、住まい、老後の生活など、お金を使う目的や時期は人によって異なります。ファンドを選んだ当時の理由と、いまの家計や将来の予定が合っているか、一度言葉にしてみてください。
NISAは、一定の条件のもとで投資による利益が非課税になる制度です。口座の制度と、その中で選ぶ商品の特徴は、それぞれ確認する必要があります。金融庁 NISAを知る
手元のファンドを1本確認してみる
まずは、保有しているファンドを1本選び、次の3点をメモしてみましょう。
- どの国や地域、資産に投資しているか
- どんなルールで銘柄と割合を決めているか
- 自分は何のために、そのファンドを選んだか
分からない項目があれば、そこが次に確認したいことです。家計全体やライフプランと合わせて考えることで、保有する理由も整理しやすくなります。
※本記事は金融教育を目的とした情報提供であり、個別の投資判断や特定商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資信託は値動きがあり、元本割れのおそれがあります。金融庁 資産形成の基本
※この記事は講座資料をもとに構成したもので、講師の発言をそのまま記録したものではありません。
お知らせ・ブログ一覧へ